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논문 기본 정보

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학술저널
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저널정보
한국일본문화학회 일본문화학보 日本文化學報 第 18執
발행연도
2003.8
수록면
169 - 181 (13page)

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作品『留』は、作家遠藤の留を基にして書かれた自?的な小であるといえる。三つの作品の主人公、工藤、荒木トマス、田中は、三者三の形をとり、作家の分身として一神論風土の世界の中で初めて、汎神論的カトリック信者としての距離感を切に感じ、絶え間なく自己存在への問いかけをけている。彼らが直面するのは、西的なキリストが作り上げた文化であり、三人ともその文化の根元にあるものにぶつかり、挫折し、途方にくれてしまう。
遠藤は、作品の中で留?の意味を、?なる'白い人'にする' 色い人'の憬れ、もっと直的にいえば' 色い人'としての劣等意識から生まれてきたみじめさだけのものとして受け入れるのではない。そのような意識の根底に、'白い人'の'白'が象される、ヨ?ロッパ的なキリストと、それが作り出してきた思想と文化そのものに深い疑惑と批判が向けられているということに、もっとも大事な意味があると思う。
つまり、遠藤は留を通して始めて、〈日本におけるキリスト〉と〈日本人にとっての神の存在〉という問題を提起するようになったのである。留以後一生を、人種を越え、普遍的な理としての神の存在と人間救への問題を探求しけてきたカトリック作家遠藤を考えると、彼の留は、'踏石としての原?'として深い意味があるといえる。

목차

1. はじめに
2. 遠藤周作の留學體驗と作品『留學』とのかかわり
3. 各章の主題についての考察
4. おわりに
【參考文獻】
要旨

참고문헌 (0)

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