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논문 기본 정보

자료유형
학술저널
저자정보
저널정보
한국경영사학회 경영사연구 경영사연구 제26권 제3호
발행연도
2011.1
수록면
215 - 233 (19page)

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渋沢栄一は戦前の日本を代表する企業家であり、現代においても絶大な人気があって多数の書籍が続々出版されている。その理由は、まず第1に幕末の農民の家に生まれながら、武士となり、ヨーロッパに渡る経験をし、政府の高官になりながらも、銀行家に転じたユニークな経歴に惹かれるからであろう。もう一つは、「論語」を用いて人々に経営倫理をわかりやすく説いた点だろう。しかしながらこれまで渋沢栄一に関しては膨大な伝記資料がありながら、特に経済活動に関して研究がなされてこなかった。彼は財閥を作ることなく、500社といわれる関係会社の大半が誰もが出資できる公開会社であった。当然自分一人で多くの会社を経営したわけでなく、たくさんの経営者と協力しながらほとんどの会社を失敗させることなく運営した。これらの経営手法を分析․解明することが重要であり、その上で彼がいかなる近代社会を目ざしたのかを考えるべきである。本論文では、渋沢の生い立ち、ビジネスの仕組み、経済に対する政治のあり方、社会秩序をいかに考え行動したかについて紹介していく。何よりも安定的に運用できる株式会社制度を日本に根付かせた点で渋沢という日本の財界を自ら主導した民間のリーダーがいたことの意味は実に大きい。経営史学の古くからの伝統である企業者史が再び注目される中、その新たなアプローチ手法のヒントを提供している。

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