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논문 기본 정보

자료유형
학술저널
저자정보
저널정보
한국일본언어문화학회 일본언어문화 일본언어문화 제14호
발행연도
2009.1
수록면
301 - 320 (20page)

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『死海のほとり』は『沈黙』を書き終えた後、7年と言う長い時間を掛けて作り上げた長編小説である。遠藤はこの作品の中で自分が理解できるし、日本人が理解できる基督教を彼の一生の課題として作品を創作した結果の一つで、人間の永遠な‘同伴者イエスキリスト像’を提示している。 本稿は『死海のほとり』を中心に、遠藤が『沈黙』の母性的キリストに引き続き日本人が実感できるキリスト像として模索し,提示した‘同伴者イエスキリスト像’を分析し、遠藤が内面から意図していることを把握することによってその主題を明らかにするのが目的である。 この作品で遠藤は自分の分身である主人公の‘私’を通じて失った‘自分のイエス’を探し求める作業をする。‘私’は聖書学者である戸田から2000年と言う時空を越えて、「群像の一人」ではイエスの受難時代の語りを聞く。ここでの‘イエス像’は奇跡が行えず、弟子達から捨てられる無力な姿のイエスである。だがこの‘イエスキリスト’は自分一人だけを考えて生きてきた‘ねずみ’と言うあだ名を持つ修道士のコバルスキが孤独な死を向かって行く時その人生の道理などを問わず、彼と同伴している。 即ち、遠藤が『死海のほとり』で描いている‘イエスキリスト像’は人間の永遠な‘同伴者イエスキリスト像’の姿を明白に提示している。そして遠藤はこの人間の永遠な‘同伴者イエスキリスト像’の姿を通じてその愛を受け継いで私たちの中に生きていると言うことを‘イエスの復活’の意味であると言っている。

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