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논문 기본 정보

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저널정보
동서대학교 일본연구센터 차세대 인문사회연구 차세대 인문사회연구 제13호
발행연도
2017.1
수록면
139 - 159 (21page)

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本稿では、NHKが過去40年間にわたり実施してきた「日本人の意識調査」の時系列データを利用し分析することで、日本における「ミクロ・レベルの世俗化」について検討を行う。これまでに日本人の宗教意識の時系列的変化を扱った代表的なものとしては、林知己夫・鈴木達三(1997)による研究があげられるが、そこでは日本人の宗教意識について、①歳をとるとともにより宗教的になっていくという「年齢効果」が確認されるということと、②世代交代による変化、つまり「世代効果」は認められないということの2点が報告されていた。しかし、最新のデータを用いたコウホート分析の結果、第1の点に関して言えば、戦後世代において上記の「年齢効果」が弱まりつつあるということ、第2の点に関して言えば、世代交代にともなって宗教意識の変化が確認されるという知見が新たに得られた。また、補足的な分析として、年齢や世代に関するダミー変数を投入した対応分析を実施したところ、コウホート分析の結果と一貫する結果が示された。これらの結果はいずれも、世代交代にともない「礼拝・布教」「お祈り」を行ったり「神」や「仏」を信じたりする人が減少しつつある一方で、「おみくじ・占い」をしたり「奇跡」を信じる人の数が増えてきていることを示しており、人びとの伝統的な宗教意識が衰退し、新たな形態の宗教意識が登場しつつあることを窺わせる。

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