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논문 기본 정보

자료유형
학술저널
저자정보
권연주 (고베대학교) 이윤호 (関西大学)
저널정보
한국일어일문학회 일어일문학연구 일어일문학연구 제123권
발행연도
2022.11
수록면
25 - 44 (20page)

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言語は恣意性を持つ。そのため、同じ対象でも言語によってそれを表す記号・音声は異なる。しかし、動物の鳴き声を真似て表す言葉には言語を超えた共通点も見られる。呈示された形に無意味語を使って名前をつける「Bouba/Kiki Effect」でも指している対象とその記号(音声)の間には何らかの繋がりがあるように見える。 浜野(2017)では「スクスク」と「クスクス」などを例に、同じ子音であっても単語内の位置によってオノマトペの中での働きが違うと主張した。2モーラのC1VC2V構造のオノマトペの第一子音(C1)は対象の表面の性質を表し、第二子音(C2)は動きを描写すると述べている。 本研究では浜野(2017)の単語内の位置による音象徴をアンケート調査で検証した。18〜21歳の関西地方の大学生を対象に実施したアンケート調査で、浜野(2017)で使われた例文を提示文として使い、オノマトペの部分を埋めるように指示した。その結果、浜野(2017)が主張する音象徴もあれば、他のオノマトペの応答も観察できた。 実験結果の中で浜野(2017)と一致しないところについては、擬音語の使い方をしている点や意味の拡張を考慮に入れると、概ね浜野(2017)の主張と一致していた。主要な結果の他には、一つの対象について複数の種類のオノマトペの使用が目立った。特にp/bを使ったオノマトペ語は生産性が高かった。そのため、p/bがC1として使われた例文から「膨張した表面、張り詰まっていない空洞」という解釈を付けることはできるが、p/bがC1にある全てのオノマトペに「膨張した表面、張り詰まっていない空洞」の意味があるとは解釈出来ないという結果となった。 この結果を踏まえると特定の子音は、例えばk/gのC1は「硬い表面」という分析よりは何故一つの対象に複数のオノマトペが使われ、それぞれの差は何に起因するかを明らかにする必要があると思われる。

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